19歳山下美夢有がプロ初V 中嶋常幸の“一言アドバイス”実る

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【KKT杯バンテリンレディス】最終日

 日刊ゲンダイのコラムでお馴染みの塩谷育代プロが先週、「多彩なアプローチの技術を持っており、近いうちに優勝のチャンスがやってくるはず」と予想した山下美夢有(19)が早速、初優勝を果たした。

 2打差4位タイ発進の最終日はベストスコア66で回り、2位に5打差をつける圧勝劇。通算14アンダーは大会レコードだ。

 今年に入って6試合連続で予選落ちがなく、2戦前「ヤマハレディース」では初日から3日目まで首位をキープして優勝争いに加わり2位フィニッシュと、調子を上げていた。

■「アプローチを倍練習したほうがいい」

 オフに中嶋常幸と合宿を行い、その時に「アプローチを倍練習したほうがいい」とアドバイスを受けたのも役立った。

「もともとアプローチは得意じゃなかった。ショットは曲がる。どうカバーしていくかが大事。だから半日はアプローチとパターを重点的に練習した。今年は初戦からグリーンを外してもパーを取っていける。ショートゲームの練習をしてよかった」(山下)

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