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佐々木裕介フットボールツーリズム アドバイザー

1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。「フットボール求道人」を自称。

3回目の緊急事態宣言前日の“ヨコハマダービー”で何を想う

公開日: 更新日:

 ベンチスタートとなったレオ・セアラは、77分から途中出場。あっさりと来日初ゴールを決めて魅せた。まだまだフィットしているとは言い難い出来ではあったものの、ファーストプレーで仕留めてしまう辺り、横浜FMはまたも仕事人を釣ってきたのかも知れない。

 試合は5対0、横浜FMの圧勝だった。ダービーでの大敗、横浜FCのファンには不快でしかないだろうが、横浜FMのファンにしてみれば、笑いが止まらない心地良い一週間が待っていることを意味する。

 ダービーとは得てしてそういうものだ。

■レミゼのアンセムに刺激されたヨコハマダービ

 少し時計の針を戻したい。横浜FMのホームゲーム、選手入場に先駆けた場内には<煽り映像>が流れる。BGMはミュージカル「レ・ミゼラブル」の劇中歌として知られる「民衆の歌」だ。

 劇中では、フランス七月王政打倒のために蜂起した民衆が政府軍と衝突する場面で歌われている当演劇の代表曲である。

「戦う者の歌が聴こえるか」「鼓動があのドラムと響き合えば」「新たに熱い生命が始まる」「明日が来たとき そうさ明日が」

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