五輪OA枠で初の名采配 森保監督が本田圭佑にようやく引導

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東京五輪OA枠出場

 7月22日に開幕する東京五輪・男子サッカー(24歳以下)で注目されているのが、年齢制限なしのオーバーエージ(OA)枠に「森保監督が誰を選出するか」である。

 現時点ではイタリアのDF吉田麻也(32)、ドイツのボランチMF遠藤航(28)とFW大迫勇也(30)が有力ともっぱらだが、これまで森保監督の頭を悩ませ続けてきた<厄介者>がいた。

 2010年の南ア大会からW杯に3大会連続出場し、長らく日本代表の屋台骨を背負ってきたMF本田圭佑(34)である。

「スーパーサブだった18年ロシアW杯が終わった時点で日本代表からは引退したが、『東京五輪にOA枠で出場したい』と言い出し、森保監督は日本サッカー界の功労者に構想外とズバッと言い渡せないまま、21年を迎えることになった」(サッカー関係者)

 本田の「東京五輪に出たい」は露骨にして執拗だった。20年1月にブラジルの古豪ボタフォゴに移籍すると「東京五輪で若い選手は(ホスト国の重圧で)パフォーマンスを発揮できない可能性がある。精神面や勝負強さの面で五輪チームに影響力をもたらすことができる」と自画自賛。

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