卓球・石川佳純 メダルへの鍵は「負けてもいい」の気持ち

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「勝ちたいと思うほど勝てないのが卓球です。勝ちたい気持ちが緊張をつくり、動作と判断を狂わせる。練習では勝ちたい気持ちが重要ですが、試合の場合、これが一番の邪魔になるのです。だから本番では『負けてもいい』と思うことが必要です。日本ではそのように言うと『不謹慎だ』『やる気がないのか』などと言われますが、これを変えていかなくてはいけません。勝つためには『負けてもいい』と思うことが必要だと本人も周りも理解し、そう思って試合ができれば、メダルを取る可能性が見えてくると思います」(前出の伊藤氏)

 外圧に負けず自分の卓球ができれば、メダルは射程圏内なのだ。

【連載】1年延期の東京五輪 メダル候補の見どころ

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