今度は巨人・坂本が骨折…頻発する帰塁故障は防げないのか

公開日: 更新日:

■03年には浜中が“致命傷”

 帰塁時のケガが大ごとになることもある。阪神が優勝した2003年、浜中は右肩を負傷。これが原因で肩がめっきり弱くなり、その後の野球人生を大きく狂わせた。浜中ほどではなくとも、19年7月には当時打率.319でセ首位打者だった中日の高橋が右手小指を負傷。タイトルは幻に終わった。

「それでも『牽制が来るぞ』と心構えができていれば、それほどケガはしません。予想外の牽制などで不意を打たれるから慌ててしまい、指を伸ばしたり、ヘンな体勢のまま滑り込んでしまう。走塁コーチとしては『常に油断せず、牽制に備えること。牽制が来ないと勝手に決めつけないように』と、言うしかありません」(飯田氏)

 油断大敵である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性