宙ぶらりん藤浪に5000票 矢野阪神ざわつかせるファン投票

公開日: 更新日:

 とはいえ、現状は二軍でも苦戦が続いている。前回登板の5月29日の巨人戦は5回無失点に抑えたものの、同13日のオリックス戦では5回7失点。5試合登板で0勝1敗、防御率4.29と、一軍の成績よりも悪化している。

 阪神周辺では、「昨季同様、中継ぎで起用すべき」「藤浪のような投手は一軍も二軍も関係ない。一軍で使って白黒つけるべき」などの声が出ているが、17年に不振に陥ってからすでに5年も経つというのに、球団も現場もいまだに手をこまねいている。

 しかも、今季の阪神は19年ドラ1の西純をはじめ、及川、斎藤といった若手が次々とプロ初勝利をマーク。チーム全体の若返りが加速すれば、藤浪のチーム内での立ち位置も変わる。藤浪を巡っては、かねて投手に苦しむ他球団がトレードでの獲得に関心を寄せているし、阪神はペンディング状態になっている現役ドラフトの導入に賛成している。藤浪がこれ以上くすぶり続けないためにも、いよいよ他球団への放出が現実味を帯びてくるかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が

  2. 2

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 3

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  4. 4

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 5

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  1. 6

    大食いはオワコン?テレ東番組トレンド入りも批判ズラリ 不満は「もったいない」だけじゃない

  2. 7

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  3. 8

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!