不倫騒動から復帰の瀬戸大也 五輪「99%金取れる」の根拠

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 不倫騒動を乗り越えて東京五輪代表を勝ち取った男子競泳瀬戸大也(27)の威勢がいい。

 6日に閉幕した競泳のジャパンオープン(千葉県国際総合水泳場)は、調整も兼ねて専門外の自由形など5種目に出場。優勝は得意の400メートル個人メドレーのみに終わったが、約1カ月半後に迫った本番に向けて順調な仕上がりを披露した。

 表彰台を期待される400メートル個人メドレーでは他を寄せ付けない圧倒的な速さを見せつけた瀬戸。初日(3日)に得意種目を制すると「本番で思い描くレースができたら、金メダルは取れる」と断言。「全てがドンピシャではまれば4分3秒台。世界記録(4分3秒84)も視野に入れたい」と強気な姿勢を崩さなかった。

 好調な泳ぎ同様、口調も滑らかだが、単なるビッグマウスではない。

 不倫騒動で資格停止処分を科されて一時は練習もままならなかったが、その間は泳ぎのフォーム矯正に着手。幼少の頃から指導を受け、昨年4月に袂を分かった梅原孝之コーチに助言を求めながら、各種目の泳ぎを見直したという。

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