東京五輪保安対策に苦言「日本人単独テロも排除できない」

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「菅首相が言う『安心安全な五輪』はコロナ対策の1点のみに集約されているように見えます。テロリズム研究を専門とする私は、これに非常に懸念を覚えます」

 こう苦言を呈するのは危機管理のコンサルタント企業OSCのアドバイザーで清和大学講師(非常勤)の和田大樹氏だ。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、国内でもすでに1万4000人を超える死者が出ている。オリンピックを運営する上でコロナ対策の徹底は当然のことだが、前出の和田氏はさらに続ける。

「これまで各都市で開催されてきたオリンピックではテロ対策は最優先事項でした。しかし、今回の東京五輪ではその対策がまったく見えてきません。警察などは準備をしているとは思いますが、それが国民や世論に十分に伝わっていません。五輪を開催するのであれば、テロなど治安面も国民に十分に周知する必要があります。現時点でテロの危険性を意識している国民はどれほどいるでしょうか」

■ミュンヘン、アトランタ、ソチ大会

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