オリ24年ぶり10連勝!首位独走支える中嶋監督の選手操縦術

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「選手一人一人に対して、とにかくマメに話し掛ける人です」

 パの首位に立つオリックスの中嶋聡監督(52)について、こう言うのは在阪マスコミ関係者。

 22日の日本ハム戦に勝って連勝は「10」に。1997年以来24年ぶりの2ケタ連勝をマークしたのも、指揮官のハンドリングが大きいというのだ。

「ホメることが圧倒的に多く、叱るにしても『おまえさぁ、そんなんじゃダメだろう』などと軽い感じで冗談交じりに言うそうです。選手たちにしてみれば兄貴分のような存在かもしれません。重視するのはベストを尽くして、ひたむきにプレーしているかどうか。選手の動きをよく見ていて、一生懸命やった結果のミスであれば、それが勝敗に直結するようなものだろうと責めたりしない。だから選手も思い切ってプレーできるのでしょう」

■水本ヘッドコーチが叱り役

 代わりに選手に厳しく接しているのが水本ヘッドコーチ。中嶋監督が選手をホメて、おだてて、その気にさせる一方、水本ヘッドが叱り役に徹している。「それでバランスが取れている」(前出の関係者)という。

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