オリが一丸「打倒ソフトバンク」で問われるパ4球団の覚悟

公開日: 更新日:

 先鞭はオリックスがつけた。後に続く球団は出てくるか。

 ソフトバンクに2勝1敗と勝ち越したオリックス。3月31日は7-2で打ち勝つと、1日は開幕投手の山本を中5日でソフトバンクにぶつけ、2-0と完封勝ちした。

 中嶋監督は東京五輪中に1カ月の公式戦中断期間が生じることを見越し、かねて先発の「中5日構想」をぶち上げていた。ソフトバンク相手だからといってローテを崩したわけではないものの、開幕2カード目に対戦することは念頭にあったはずだ。

 なにせ、今のパ・リーグは日本シリーズ4連覇中のソフトバンク1強時代。スポーツ紙やスポーツニュースが行った評論家による順位予想も、大半がソフトバンク1位だった。パの焦点は「今季もソフトバンクが勝つか否か」と言っても過言じゃない。

 昨季、ソフトバンクは唯一ロッテに負け越したが、対戦成績は11勝12敗1分けとほぼトントン。残る4球団からはまんべんなく勝っている。5球団が一丸となって「打倒ソフトバンク」に動かない限り、いずれ一人旅になるのは目に見えている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か