小柄な西村優菜が大きな存在感 ショートウッドを味方に雨天の洋芝を攻略

公開日: 更新日:

【ニッポンハムレディスクラシック】第1日

 コースは不慣れな粘っこい洋芝。しかも雨天でドライバーショットのランはほとんど出ない。6763ヤードは国内ツアー史上最長で、多くの選手が「コースが長い、しんどい」と漏らしたこの日。5アンダーで首位に立った堀琴音(25)に1打差の2位タイにつけた西村優菜(20)もその一人だ。

「雨だったのですごく(コースが)長く感じました。ウッドを持ってセカンドを打たないといけないところをうまく集中して打てたかなと思います」(西村)

 西村は身長150センチ。女子プロの中でもかなり小柄だ。ドライバー飛距離は約230ヤード。飛ばし屋ではないので、第2打ではウッドが武器になっている。この日も3、5、7、9番ウッドを多用した。

「ショートウッドだったら他の飛ぶ選手のアイアンに負けないぞ、という気持ちで練習して自分の中では自信があるので、他のことに意識せず無意識の状態でスイングできているんじゃないかなと思います」という西村。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」