ゴルフ五輪代表の稲見萌寧 本番コースの下見は「国内屈指の酷暑」の環境下が好ましい

公開日: 更新日:

 東京五輪代表の稲見萌寧(21・写真)が、8日開幕のニッポンハムレディスゴルフ(北海道・桂GC)の練習ラウンド後に会見を行い、今後について語った。2週間後の大東建託・いい部屋ネットレディス(22日~、北海道・滝のCC)は欠場し、24、25日に五輪会場の霞ケ関CC(埼玉・川越)でプレーする予定だ。

 霞ケ関CCは五輪会場にふさわしい舞台にするためコースを改造、2017年に完成した。稲見によれば、新コースに生まれ変わってからはプレーしたことがないそうで、本番に向けてグリーンの大きさや形状など、チェックする点が多いはずだ。

 あるツアー関係者は「当日は酷暑であって欲しい」と、こう続ける。

「真夏の霞ケ関CCは高温多湿で災害級の暑さ。7、8月は日本で最も暑いといっても過言ではない川越のコースです。芝生の上は体感温度が40度ぐらい。熱中症になって途中でやめてしまう者もいる。本番の天気がどうなるかわかりませんが、稲見が下見するときは雨天や曇っているより、快晴無風の酷暑がいい。霞ケ関の暑さを経験しておいた方が本番(8月4日開幕)へ向けての対策ができますから」

 関東地方の平年の梅雨明けは7月19日ごろ。昨年は少し遅くて8月1日ごろ。下見当日はピーカンの酷暑がベストだ。ニッポンハムレディスゴルフ初日の稲見はバーディー発進となった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    JリーグMVP武藤嘉紀が浦和へ電撃移籍か…神戸退団を後押しする“2つの不満”と大きな野望

  2. 2

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  3. 3

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 4

    田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全

  5. 5

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  1. 6

    FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”

  2. 7

    結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

  3. 8

    飯島愛さん謎の孤独死から15年…関係者が明かした体調不良と、“暗躍した男性”の存在

  4. 9

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  5. 10

    中日FA福谷浩司に“滑り止め特需”!ヤクルトはソフトB石川にフラれ即乗り換え、巨人とロッテも続くか