東京五輪「有観客」決めた宮城と静岡に抗議殺到! 疲弊する現場、組織委は“丸投げ”でいいのか

公開日: 更新日:

「朝からひっきりなしです」

 ため息交じりにこう話すのは、宮城県利府町役場総務部オリンピック推進室の担当者だ。

 東京五輪開幕を目前にして、東京など首都圏1都3県で無観客開催が決定。北海道、福島県もこれに続く中、有観客での開催を表明している宮城県と静岡県に非難の声が集まっているのだ。

 男女サッカー10試合を行う宮城スタジアムのある利府町役場には抗議の電話が殺到。冒頭の担当者はこう言う。

「電話は朝から鳴りやまない状況で、休日も守衛の方に抗議の電話が来ていました。大会中止を求めるご意見も合わせ、メールを含めるとこれまでに200件を超えています。ご意見の中身は『無観客開催を(組織委員会に)要望すべきだ』というものがほとんどです」

 宮城スタジアムの収容人数は4万9000人だが、観客数は「50%以下で上限1万人」の規定に基づいて1試合1万人に制限。それでも、10試合あれば約10万人が利府町を訪れることになる。

 県をまたいで人が集まる可能性も指摘されているが、人流増加に対する効果的な対策はない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が自衛隊派遣めぐり安倍側近と壮絶バトル→「クビ切り宣言」の恐るべき暴走ぶり “粛清連発”も画策か

  2. 2

    世界陸上マラソンで金メダル谷口浩美さんは年金もらい、炊事洗濯の私生活。通学路の旗振り当番も日課に

  3. 3

    九州国際大付野球部で暴力事件 楠城監督が日刊ゲンダイに明かした「不祥事」への言い分

  4. 4

    駐車トラブルの柏原崇 畑野浩子と離婚

  5. 5

    江角マキコさん「落書き騒動の真相」を初めて語る…人気YouTuberの配信に抗議

  1. 6

    クビになってからの逃避行 ミニカーファンの同志30人とエコノミーでドイツへ飛んだ

  2. 7

    元横綱照ノ富士「暴行事件」の一因に“大嫌いな白鵬” 2人の壮絶因縁に注目集まる

  3. 8

    石油備蓄に奇妙な“二重基準”…1日の消費量が日本政府は「176万バレル」で国際基準は「336万バレル」のナゼ

  4. 9

    レベルの低い“寄せ集め集団”を見渡し、失った自信を取り戻した感覚があった

  5. 10

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった