五輪のゴルフがいまいち盛り上がらないワケ…新ルール・新種目採用の流れを無視した競技方法

公開日: 更新日:

「それでも業界の尽力によりゴルフは五輪に復活した。旧共産圏のゴルフ後進国にゴルフを普及させるためです」と、前出の吉川氏がつづける。

「五輪の出場資格は男女共に各60人としながら、五輪ランキング15位までの選手には1カ国4人まで出場権を与え、16位以下でも1カ国2人まで出られるため、世界ランク300位以下の選手も出ている。一方で、リオ五輪はジカ熱を理由に世界ランク上位10人のうち5人が欠場。今回も同2位のD・ジョンソンや同8位のL・ウェストヘーゼンがハード日程などを嫌って出ていない。五輪のゴルフは世界一を決める大会とはいえない。数年前、欧州ツアーでは1カ国2人の16カ国が参加して6ホールの2日間(計12ホール)大会があった。当時は五輪を意識してつくられた試合形式という話もあった。五輪の野球はたった6カ国しか出ていない。いずれにせよ、ゴルフの競技方法は再考するべきです」

 その前に五輪から除外されるのではないか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  2. 2

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  3. 3

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 4

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  1. 6

    開星(島根)野々村直通監督「グラウンドで倒れたら本望?そういうのはない。子供にも失礼ですから」

  2. 7

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  3. 8

    風間俊介の“きゅるるん瞳”、庄司浩平人気もうなぎ上り!《BL苦手》も虜にするテレ東深夜ドラマの“沼り力”

  4. 9

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  5. 10

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ