著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

<2>「久保選手と組む場合は大地自身がもっとパフォーマンスを上げないと」

公開日: 更新日:

■ドイツでレベルの高い競争

 日本代表で絶対的地位を確立する道は険しい。

 まずは毎回招集され、日本のカタール行きに貢献することが肝心だ。

 とりわけ10月のサウジアラビア(7日=ジッダ)、オーストラリア(12日=埼玉)との2連戦は最大のヤマ場。それは長友佑都(FC東京)や吉田麻也(サンプドリア)ら年長者たちも口を揃えていること。

 決戦に向けたメンバーは28日に発表されたが、伊東純也(ゲンク)がサウジ戦出場停止になる分、鎌田ら2列目陣には爆発が求められる。

「W杯予選は総力戦。コロナ禍で何が起きるか分かりません。これまで以上にワンチームにならないといけないと思います。大地も出番が短かったり、なかったりするかもしれませんが、そういう環境には慣れているはず。昨季フランクフルトでもユネスがナポリ、ヨビッチがレアル・マドリードからそれぞれレンタル移籍してきて、非常にレベルの高い競争にさらされました。『最終的に選ぶのは監督。自分はやるべきことを全力でやるだけ』というマインドが備わったと思います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性