井岡一翔を唖然とさせた“尿冷蔵庫保管騒動”から1年 JBCのドーピング検査体制を事務局長に直撃

公開日: 更新日:

「まず、採尿した検体は冷凍保存を徹底。その際は複数人が立ち会い、選手には容器を確認させ、『自分のものである』と紙に書いてもらう。透明性を高めるために映像にも収めるようにしています。検査機関も替えました。以前は普通の医療機関で薬物検査のみに特化した、その場で結果が出るような簡易検査だった。それを質量分析法といって、尿の中の物質の質量まで詳しく調べられる機関に持っていくことになりました。結果が出るまで1週間ほどかかりますが……」

 これらの体制は9月1日、井岡が3度目の防衛戦に臨んだ際にも適用されていたという。

「井岡選手にも手順や検査方法が変わったことをお伝えしております。しかし、きちんとしたマニュアルは現在作成中でして……。本来ならばこの時期に用意しているはずでしたが、遅れております。本当に申し訳ございません」

 二度とあのようなことがあってはならない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か

  2. 2

    国分太一だけでない旧ジャニーズのモラル低下…乱交パーティーや大麻疑惑も葬り去られた過去

  3. 3

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  4. 4

    参院選千葉で国民民主党に選挙違反疑惑! パワハラ問題で渦中の女性議員が「証拠」をXに投稿

  5. 5

    石破首相の参院選応援演説「ラーメン大好き作戦」ダダすべり…ご当地名店ツラツラ紹介も大半は実食経験ナシ

  1. 6

    ホリエモンに「Fラン」とコキ下ろされた東洋大学の現在の「実力」は…伊東市長の学歴詐称疑惑でトバッチリ

  2. 7

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  3. 8

    参院選終盤戦「下剋上」14選挙区はココだ! 自公の“指定席”で続々と落選危機…過半数維持は絶望的

  4. 9

    外国人の「日本ブーム」は一巡と専門家 インバウンド需要に陰り…数々のデータではっきり

  5. 10

    「サマージャンボ宝くじ」(連番10枚)を10人にプレゼント