著者のコラム一覧
羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

桂川有人が全英OP出場権獲得! 日本ゴルフ界の若手にいい流れが来ている

公開日: 更新日:

 2022年に入り、松山英樹の「ソニーオープン・イン・ハワイ」優勝から、日本ゴルフ界にいい流れが続いています。

 先週は欧州ツアー「アブダビHSBC選手権」で金谷拓実(23)が25位。すでにマスターズと全英オープンのメジャー出場資格を持つ金谷は、予定している中東での欧州ツアー3連戦の成績次第では世界ランク50位内への返り咲きが見込まれます。その資格で今後はPGAツアーのビッグトーナメントへの出場チャンスが広がるはずです。

 そして金谷と同い年の桂川有人がアジアンツアーとの共催大会「SMBCシンガポールオープン」で2位に入りました。

 大会は多くの日本人プロにビザが発給されず、日本ツアーの賞金ランクには加算されませんが、桂川は4位までに与えられる7月の全英オープン出場権を獲得しました。

 金谷やアマチュアの中島啓太がメジャーに出場することも発奮材料になったでしょう。

 日本の若手選手たちの海外志向が高まっています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」