ワリエワ以上の注目度? 女性コーチ・トゥトベリーゼ氏の冷徹ぶりに「まるで月影先生」の声

公開日: 更新日:

 やはり、出場するべきではなかったのではないか。

 禁止薬物の陽性反応が出たにもかかわらず、CAS(スポーツ仲裁裁判所)に許可され、北京冬季五輪のフィギュアスケート女子シングルに出場したロシア五輪委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ(15)。世界中が注目する中、競技では「他の選手を絶望させる」と評された高い演技力、技術は影を潜め、単純ミスを連発。終了後は暗い表情を浮かべて涙を流し、両手で顔を覆う姿が印象的だったが、各国メディアが驚いたのは、そんなワリエワに対して同情する様子もなく、詰問していた女性コーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏(47)の“冷徹”な姿だった。

【写真】この記事の関連写真を見る(23枚)

 欧州衛星放送「ユーロスポーツ」のオランダ版公式ツイッターによると、この時、トゥトベリーゼコーチは肩を落とすワリエワに対し、「(失敗した)アクセルの後、なぜ戦うのをやめたのか。私に説明しなさい」と迫ったというから震えてしまう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった