バドミントン渡辺勇大もプロ転向…競技団体と決別するアスリートが続出する気配

公開日: 更新日:

 またひとりプロが増えた。

 先月末、バドミントン東京五輪混合ダブルスで銅メダルを獲得した渡辺勇大(24)がプロ転向を発表した。それまで所属していた実業団「日本ユニシス」が社名変更に伴い「ビプロジーバドミントンチーム」となり、同チームとプロ契約を結んだ。

 実業団中心のバドミントン界で桃田賢斗奥原希望に続くトップ選手のプロ宣言。渡辺は「自分自身にもバドミントン競技にも勢いをつけたいと思ったのがきっかけ。プロとして歩んでいきたい、バドミントンの普及に努めたいという思いが日に日に増していった」と競技普及を理由に挙げた。

■「選手や関係者に説明は必要」

 その一方で、バドミントン協会に対する不信感も背中を押したのではないかといわれている。プロ転向発表前の25日、バドミントン協会は元職員の金銭不正流用を公表。日本代表合宿の選手負担金や国際大会での賞金を着服し、私的流用が分かると、協会は発覚を恐れて理事らが損失分を私費で補填していた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ