虎ファンは暴徒化寸前! 阪神また逆転負けでの4連敗に「1973年の惨事」再びの懸念

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 その日は近いのではないか。

 阪神にとって今季初の中日戦は、先発西勇が七回まで無失点に抑える好投を見せていた。六回に飛び出した佐藤輝のソロ弾による1点を守り切るかと思われたが、救援の湯浅が八回に勝ち越され、この日も敗れた。

 阪神は開幕15試合で1勝13敗1分。この惨状に球界の大御所である広岡達朗氏は、「今すぐ監督を途中交代するしかない」と緊急提言し、岡田彰布元監督はデイリースポーツ紙で、「一塁に大山、三塁に佐藤輝を固定」することを求めた。

 負けが込めば、そんな外野の声も大きくなるばかりだが、昨年はヤクルトに惜敗し、「今年こそは」と、優勝を熱望するファンのストレスもたまる一方だ。

 6日のDeNA戦(甲子園)では、ファン同士の乱闘劇があった。1-0で迎えた九回二死に同点に追いつかれ、延長十二回には相手打線の猛攻で一挙5失点。今季5度目の逆点負けを喫すると、右翼席では阪神のファン同士がケンカを始め、一人が救急車で運ばれる「事件」があった。

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