日本vsブラジルはひさびさ視聴率20%台… 深刻な若者の“サッカー離れ”に歯止めかかるか?

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 カタールW杯アジア最終予選は放映権の高騰に伴い、有料ネット配信のDAZNが昨年9月から今年3月までの全10試合を中継した。ホームの5試合はテレビ朝日が放送したものの、7大会連続のW杯出場が決定したアウエーでのオーストラリア戦(3月24日)はテレビ中継がなかった。

「最終予選の視聴率は5試合全て2桁で乗りましたけど、20%超えは一度だけ。前回の最終予選では、放送時間がゴールデンタイムに被った8試合のうち4試合が20%以上、2試合が19%台でしたから、下落傾向は明らかでした。しかも、視聴率は50代以上の男性が支えており、10代や30代は低いという構造がわかった。“若者のサッカー離れ”はサッカー界やテレビ局にとってショッキングでした。今の地上波はコア層(日本テレビフジテレビは13歳から49歳まで)を取る方針なので、高齢者の数字が高くても意味がないんです」(同)

■ブラジル戦は“例外”だったのか?

 今年放送の最終予選の世帯視聴率は1月27日16.2%、2月20.0%、3月29日13.6%だった。コア層はどうだったのか。

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