覚醒する楽天・宮森智志は“夕食3時間派だった”と元同僚 育成1位の下剋上を促す食事革命

公開日: 更新日:

 楽天で快進撃を続けるルーキーが右腕・宮森智志(24)だ。

 7日のソフトバンク戦は2点リードの六回1死一塁で登板。正木を空振り三振、続くグラシアルを遊ゴロに打ち取り、危なげなくピンチを切り抜け、初登板した8月2日から続く連続無失点試合を17に伸ばした。

 身長193センチ、体重93キロの大型右腕は広島の呉商から流通経済大、四国IL・高知を経て、昨秋、育成ドラフトの1位で入団。二軍の24試合で17セーブを挙げるなどの活躍が認められ、7月30日に支配下契約を勝ち取った。

 そんな宮森の覚醒について、「食事の影響が大きいと思います」とは、四国IL・高知の投手で同期入団の有水龍さん(21)。

「宮森さんは体が大きいのに、食べるペースがすごく遅いんです。晩ご飯は動画サイトを見ながら、3時間ほどかけていました。今でも連絡を取り合っていて、『楽天でもゆっくり食べてるんですか』なんて聞くと、『料理がおいしいし、今は早く食べてるよ』とのこと(笑)。フレッシュ球宴で宮森さんを見て驚いたのは、体つきだった。これまでの自炊ご飯から、球団が提供する栄養バランスの良い食事に変わったせいか、体が見違えて大きくなっていました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  1. 6

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  2. 7

    阪神・大山悠輔「5年20億円」超破格厚遇が招く不幸…これで活躍できなきゃ孤立無援の崖っぷち

  3. 8

    ポストシーズンの分配金が示す光と陰…一般職員の年収は約5万ドルで平均未満、“やりがい搾取”の一面も

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    《門田博光の巻》「打撃の求道者」は練習方法もケタ外れだった…僕が地獄を見た“10分”の要求

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁