著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

エクアドル戦は先発総入れ替えで引き分け 森保監督はカタールの手応えを感じていた

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鬼プレス前田と好アピールのシュミットは松本OB

 シュミットは、筆者の故郷のJクラブ・松本山雅に2016年の1年間在籍していた選手ということで思い入れが強い。今回の9月シリーズは、一戦目の米国戦で前田大然(セルティック)が「鬼プレス」で見る者を驚かせ、2戦目ではシュミットが異彩を放った。

 松本で2人を指揮した反町康治監督(当時)が目下、JFA(日本サッカー協会)の技術委員長として代表チームを統率しているという現状も含め、やはり感慨深いものがある。今週末の10月2日にはシントトロイデンのGKとしてゴールマウスを守る彼を現地で見る予定だ。

 2010年南アフリカ~2018年ロシアまでの3大会で日本のゴールを守った川島永嗣(ストラスブール)が、欧州で積み重ねた自信と経験を糧に成長を遂げたようにシュミットも今、まさにそういう段階なのだろう。その現在地をしっかりと見て、日本に発信したい。

 9月の2連戦は1勝1分で終わった森保日本。2チーム分の戦力で戦うという理想通りには行かない部分もあった。だが「15年、代表にいる中でここまで1人ひとりの熱量が高いチームはなかった」と代表137試合の長友佑都(FC東京)も太鼓判を押すように、選手たちの目の色は明らかに変わった。

 本気モードの集団の行く末が興味深い。

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