「FAで巨人移籍」は本当に幸せか? 来季コーチ陣にズラリ入閣も主要ポスト与えられず

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巨人FAで入ると、引退後も“終身雇用”してくれるらしい」

 これは球界でまことしやかにささやかれる噂話である。

 さる球界関係者がこう言った。

「ただ、2013年オフに広島から巨人へFA移籍した大竹寛(39)は、これを否定したそうです。同じFA入団でも契約金や年俸に雲泥の差があるように、あるいは選手の『格』によって違うのかもしれない。例えば、先日自由契約になった井納翔一(36=年俸1億円)とはしなくても、大物の丸佳浩(33=同4億5000万円)とは『終身』の約束を交わしている可能性がある。その大竹にしても、今ではコーチとして巨人に残っていますから」

 巨人は13日、来季のコーチングスタッフを発表した。

 3年契約2年目の原辰徳監督(64)の続投は発表済み。阿部慎之助作戦兼ディフェンスチーフコーチ(43)はヘッド兼バッテリーコーチとなり、川相昌弘ファーム総監督(58)は一軍総合コーチとして現場復帰を果たした。桑田真澄投手チーフコーチ(54)はファーム総監督に配置転換。外部からの目玉入閣は、楽天元監督でOBの大久保博元氏(55)で、打撃チーフコーチに就任する。

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