著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

存在感増すDF伊藤洋輝 「バイエルン戦での良い感覚を生かしていきたい」

公開日: 更新日:

 21年夏にシュツットガルトに移籍、当初はBチームの予定だったが、マタラッツォ監督に才能を認められ、トップに引き上げられる。開幕早々から定位置をつかみ、3バックの左DFを主戦場としながら躍動。1部残留の原動力となった。

 この目覚ましい活躍を森保監督も見逃さず、9月のドイツ遠征では4バックのCB、左SB、3バックの左でトライ。正確な左足のキックで評価が急上昇する。

 周囲の見方も一変したが、本人は決しておごることなく、高みを目指し続けている。

「個人的にはブンデスリーガで1シーズンやって少し安定感が増したかなと。6月の代表(4連戦で出場した)3試合ではSBでプレーしましたけど、ドイツ、スペインとの対戦を考えると『より守備で(相手の攻撃を自在に)やらせないこと』が求められる。それを意識しつつ、ボールを持った時の精度(の高さ)という持ち味を存分に出していきたい」と若手成長株は闘志を燃やす。

■DFなら3ポジションをこなす

 9月のドイツ遠征でも米国戦は後半途中からCB、3バックの左でプレー。エクアドル戦ではCBで先発して左SB、3バックの左と多彩なポジションを担った。

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