ランキングに透ける「日本男子ツアー没落度」日本人プロのメジャー出場なお困難に

公開日: 更新日:

 ゴルフ世界4大ツアーの一角を担う、というのも今や昔の話で、日本男子ツアーのレベルはPGAツアーと対等でないばかりか、米下部コーンフェリーツアーよりも格下になり、試合によってはDPワールドツアー(欧州)の下部チャレンジツアーよりもポイント配分が少なくなっている。

 このままでは日本ツアーの成績で世界ゴルフランクのトップ50に入り、メジャーの出場権を獲得するのはほとんど不可能になりそうだ。

 オフィシャルワールドゴルフランキング(OWGR)は、昨年8月に大幅なランキング改革を発表し、今年8月9日から新システムがスタートした。

 新システムはOWGRが認める世界で開催されるプロ大会(LIVゴルフ招待除く)を対象に、トーナメントの難易度(フィールドレーティング)を発表している。

 例えば先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」の難易度は35.34ポイント。同週のPGAツアー「ヒューストン・オープン」は221.54ポイントと6倍以上の開きがあった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?