ランキングに透ける「日本男子ツアー没落度」日本人プロのメジャー出場なお困難に

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 ゴルフ世界4大ツアーの一角を担う、というのも今や昔の話で、日本男子ツアーのレベルはPGAツアーと対等でないばかりか、米下部コーンフェリーツアーよりも格下になり、試合によってはDPワールドツアー(欧州)の下部チャレンジツアーよりもポイント配分が少なくなっている。

 このままでは日本ツアーの成績で世界ゴルフランクのトップ50に入り、メジャーの出場権を獲得するのはほとんど不可能になりそうだ。

 オフィシャルワールドゴルフランキング(OWGR)は、昨年8月に大幅なランキング改革を発表し、今年8月9日から新システムがスタートした。

 新システムはOWGRが認める世界で開催されるプロ大会(LIVゴルフ招待除く)を対象に、トーナメントの難易度(フィールドレーティング)を発表している。

 例えば先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」の難易度は35.34ポイント。同週のPGAツアー「ヒューストン・オープン」は221.54ポイントと6倍以上の開きがあった。

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