ベルギー・バチュアイ“値千金”の一発で白星発進! 前回大会3位・“赤い悪魔”FWの「恥ずかしい過去」

公開日: 更新日:

 まさに値千金の一発を放った。

 ベルギーのFWミシー・バチュアイ(29)が前半44分、最終ラインからのロングパスにダイレクトでシュート。先制ゴールを決めた。序盤からカナダの切り替えの速さに苦戦しながらも、バチュアイの一発で白星発進である。

 コンゴ系移民の両親のもと、ブリュッセルで生まれ、2011年にスタンダール・リエージュでプロデビュー。世代別代表に名を連ね、15年3月の「ユーロ2016予選」でA代表入りし、本戦の決勝トーナメント1回戦のハンガリー戦で代表初ゴールを挙げた。

 前回のロシア大会でW杯初出場。グループリーグのチュニジア戦でゴールを決めるなど、チームのベスト4進出に貢献したが、大失態も演じた。

■喜び爆発が一転…

 グループリーグのイングランド戦だった。後半6分に味方MFのゴールで先制すると、ボールを拾い上げたバチュアイは喜びを爆発させてゴールネットに向かって蹴り上げた。が、ゴールポストに当たって跳ね返ったボールがバチュアイの顔面をモロに直撃。中継カメラは両手で顔面を覆って倒れ込むバチュアイの姿を捉え、全世界に醜態をさらしたのだ。

 バチュアイは自身のSNSで「自分は(大会MVPの)『ゴールデンボール』ではなく、『ゴールデンポスト』に値するだろう」と投稿し、世界中のファンの支持を集めた。

 ドレッドヘアがトレードマークのFWは、今大会も何かやらかしてくれそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋