W杯V候補ベルギーにモロッコ快勝! ハリルホジッチ監督解任は大正解だった

公開日: 更新日:

 歴史が繰り返されている。

 モロッコが2018年ロシア大会3位で優勝候補のベルギーに2-0で勝利。1998年フランス大会以来、24年ぶりの白星を挙げ、勝ち点を4とした。初戦も前回大会準優勝のクロアチア相手にドロー。決勝トーナメント進出に大きく前進した。

 そのモロッコは開幕3カ月前の8月に、チームをアフリカ予選通過に導いたハリルホジッチ監督を解任。モロッコ人で元代表DFのレグラギ監督が就任した。

 大会直前の監督交代劇は選手との確執が原因だった。ハリルはイングランドの強豪チェルシーに所属するMFジエシュら数名の選手を素行不良などを理由に代表から除外。中でもジエシュとの関係は修復不可能な状態に陥り、今年2月にはジエシュが代表引退を表明したほどだった。

 チームが空中分解する中、モロッコ協会は大会直前にハリル解任を決断。緊急登板したレグラギ監督は、ハリルに干されていたジエシュらを再び代表に呼び戻した。そのジエシュはこの日の後半47分、2点目のゴールをアシストするなどチームの快進撃を支えている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 3

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    国民民主党“激ヤバ”都議に「免許不携帯」疑惑 日刊ゲンダイの直撃にブチ切れ!【動画あり】

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 9

    シード漏れ“ほぼ確”渋野日向子が10日開幕の国内戦へ…原英莉花や岩井ツインズ、古江らも集結

  5. 10

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…