モロッコ初のW杯8強入り！ PK戦でスペインを下した強メンタルと高い技術力

スペインFWモラタ（7）を慰めるモロッコGKブヌ（Ｃ）Norio ROKUKAWA ／ office La Strada

「スペインは、延長後半終了前にPK要員として投入されたMFサラビアが、1番手に登場して右ポストに当てて失敗。スペイン選手に動揺が走って2番手も失敗。3番手の主将MFブスケツもGKにセーブされた。モロッコGKブヌはスペイン1部セビージャに所属。1試合の平均失点が最も少ないGKに与えられるサモラ賞を受賞したこともある実力派です。強いメンタルと高い技術を持ったモロッコが、勝つべくして勝ったと言えるでしょう」（六川亨氏）

　スペインのルイス・エンリケ監督はモロッコ戦の前日会見で、「クラブの練習では、少なくとも1000本のPKを蹴るべきだ」と明かしていたが、日本と同様、PKの習練不足だったのか。