株式会社BIG UNIT社長 橋本太郎(1)目標があったから乗り越えられた飲食店アルバイトでの葛藤

公開日: 更新日:

株式会社BIG UNIT社長 橋本太郎(36歳/横浜・現DeNA)

「プロ野球選手になる夢をかなえた成功体験が、セカンドキャリアに生きています」

 橋本太郎氏は自身がプロデュースする神戸牛・但馬牛専門焼き肉店「BEEFMAN(ビーフマン)」を皮切りに、トレーニングジムや美容サロンなど、多角的に経営。現在は「BEEFMAN」の米国進出に向けて、準備を進めている。

 大体大浪商高(大阪)から2004年ドラフト7巡目で横浜(現DeNA)に入団。一軍登板は06年の1度のみで、08年に引退した。

「1年目から肩や肘など体のどこかが常に痛かった。周りが『休んだ方がいいよ』と言うものだから、その通りにしていました。でも、プロ4年目、試合後に見かけた広島前田智徳さんが体全身にアイシングをしていた。痛みと付き合いながらやっているんだなと衝撃を受けた。周りを見ると、チームメートも皆、投げながら痛くないフォームを模索していた。僕は素直に休んでいたから投球技術が上がらないし、痛みを抱えながらの投げ方も身に付かず……」

■ライバル球団からの打撃投手オファーに心揺らぐも…

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも