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太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【fighting for chance to face Ohtani.】大谷との対決を熱望

公開日: 更新日:

 3月9日に開幕するWBCの1次ラウンドで日本と対戦する豪州でも、「大谷フィーバー」が起こっている。豪州ABC放送は、「Australians fighting for chance to face Ohtani」と、豪州の選手たちが大谷翔平と対決するために代表選出を競っている、と報じている。

 名詞としての“face”はご存じのように、「顔」や「表面」。そのほかにも、さまざまな意味を持つ英単語で「顔つき」や「メンツ」としても使われる。「lose face」と言えば、「メンツを失う」ということになる。

 動詞の“face”になると、「受け入れる」「対峙する」「向かい合う」「直面する」「(ある方向へ)進路を変える」となり、今回のフレーズ「fighting for chance to face Ohtani」はこれに当たる。

 豪州代表に選ばれた捕手のアレックス・ホールは、「オオタニを直接見るだけでクレージーな経験だ」と興奮気味で、“face”を用いて、「to face him would be even better(彼と対決できることになれば、なおさら素晴らしい)」と対戦を心待ちにしている。

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