渋野日向子は今季初戦27位…スイング“大胆いじり”道半ば、このままじゃ二流プロのまま

公開日: 更新日:

【ホンダLPGAタイランド】最終日

 今季LPGAツアー初戦の渋野日向子(24)は、最終18番パー5でグリーン右サイドからチップインイーグルを決めて71で回り、通算10アンダー27位で終えた。

 4日間ともアンダーパーで回ったが、ムービングサタデーに出した66の勢いは続かず、勝ったリリア・ブ(25=米国)とは12打差。優勝争いとは程遠い成績だった。オフからかつてのコーチに再び指導を受け、スイング改造に取り組んでいるがそれも道半ばだ。

 素振りではトップで手の高さを意識してアップライトなスイングを目指している。だが、実際のスイングは手が肩の高さより少し上がっただけ。昨季とさして変わらず、修正が簡単ではないことがよくわかる。

「渋野ほど大胆にスイングを変える選手はLPGAツアーには少ない。トッププロもオフにスイングを変えますが、どこが変わったの? というぐらいはた目にはわからず、微妙な違いでしかない。渋野はLPGAツアーで勝つために飛距離アップとショットの精度向上が欠かせないと、米男子ではやりのフラットスイングに大きく変えた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々