石川遼が最終日V争いでもギャラリーさっぱり…国内男子ツアーは開幕戦から閑古鳥

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 というのも開幕戦とあって毎年多くのギャラリーでにぎわっていたからだ。過去最高は11年大会の4日間4万1527人(最終日1万9021人)。15年大会で初めて2万人を割ったが、それでも1万8232人(同6627人)。観客を入れた最後の19年大会でさえ1万8167人(同7412人)だった。

 ところが今年は4日間で8453人(同3211人)しか入らなかった。

 男子ゴルフはツアー運営を巡って青木功会長ら主だった執行部と谷原秀人選手会長(副会長)との対立が表面化しており、組織内部がぐちゃぐちゃだ。男子ツアーに明るい材料が乏しく、プロの試合をぜひ見たいというファンも激減している現状がハッキリした。やっと始まったツアー開幕戦からお寒い事情が露呈し、これから先も厳しい大会運営が続きそうだ。

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