プロテニス姫野ナル「顔が変形している」2度の難病で闘病中…国内大会で復活、世界を目指す

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 突然、舌が肥大し会話が困難になり、手がゴワつき体がむくみ、精神も不安定に。思えば、12歳の頃、異常に唾液が出て病院に行ったことがあった。

 診断を聞いて一瞬怯んだものの、「脳は未知なもの。もしかして逆にテニスに有利な働きをするかもしれない。この病気が私を172センチにしてくれているのならラッキーだったかもしれません」と話す姫野選手。

 だが、この病気は他の病気を併発させる恐れがある上、「寿命が平均より20年ほど短い」との専門医の診断により手術を決意した。昨年12月、鼻から脳へ内視鏡を入れて腫瘍を摘出し、10時間に及ぶ手術は無事成功した。頭痛のほか、排尿量の増加とノドの渇きを繰り返す尿崩症の合併症に悩まされるも、退院後はむくみが消えて術前より体の動きはよくなり、「これでようやくテニスに集中できる」と、喜びをかみしめていた矢先のことだった。

■完治が見えない病気

 数種類のホルモンが欠乏する「下垂体前葉機能低下症」という難病を発症したのだ。現在、薬を服用しながら治療を続けるが、完治が見えない病気だという。

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