オリ山下舜平大が圧巻10Kでプロ初勝利! エース由伸は後顧の憂いなくメジャー挑戦

公開日: 更新日:

 圧巻の内容だった。

 オリックス高卒3年目右腕、山下舜平大(20)が11日の楽天戦で初勝利。5回を投げて2安打無失点、最速157キロの剛球を軸に10奪三振と完璧な投球だった。

「福岡大大濠高から2020年ドラフト1位で入団したときから、『日本球界のエースになり得る逸材』と言われた大器。成長痛などで一軍登板は遅れはしましたが、今季はプロ初登板が開幕投手という異例の舞台が用意され、その試合で6回途中4安打1失点7奪三振と大役を果たした。190センチ、98キロの体格で150キロ台後半の角度のある直球が武器とはいえ、単なる剛腕投手じゃないところが末恐ろしい。この日もそうでしたが、120キロ台のカーブと落差の大きいフォークの制球力も抜群です。気が早い話ですが、3年後の次回WBCでは日本代表の柱になっているはずです」(パ球団スコアラー)

 オリックスは、大エースの山本由伸(24)が今オフにもポスティング制度でメジャー挑戦することが確実視されている。後顧の憂いなく海を渡れそうである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった