1位・阪神60.00%、最下位・楽天24.19%…選手会の満足度調査に球団の言い分

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 どういうことか。この幹部が続ける。

「1位の阪神は55人中33人が満足で60%。11位の日本ハムは58人中23人で39.66%が満足しているというが、よく見ると、1位と11位で10人ほどしか違わない。上位の4位ヤクルトを見ても、54人中26人で48.15%。日本ハムとたったの3人しか違いません」

■選手会からは4項目の要望が

 アンケート調査とは別に、選手会からは各球団に次の要望が届いているという。

①査定方法、査定ポイントの公開

②全選手に対して査定方法を説明

③契約更改交渉前の査定資料の提示

④契約更改の前日までに選手に提示金額を伝達

 全ての要望に応えている球団もあるにはあるが、応じていない球団がほとんどだという。

「昨年からこのアンケートが公表されるようになったのは、選手会が対応が問題視される楽天に圧力をかけるため。今後は次の3つのカテゴリーに細分化してアンケート調査をするべきではないか」(別の球団関係者)

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