話題は史上初の姉妹POばかり…メディアが報じない「メルセデスランク1位」の不気味

公開日: 更新日:

【RKB×三井松島レディス】最終日

 最終日は通算11アンダー首位で並んだ20歳の岩井明愛、千怜姉妹と山下美夢有(21)の3選手によるプレーオフに突入。2ホール目に1メートルのバーディーパットを沈めた妹の千怜が今季初優勝、通算3勝目を挙げた。

 メディアは史上初の姉妹プレーオフの話題で持ちきりだが、今季11試合が終了した時点でのメルセデスランクの行方については一切触れていない。ランクは総合的な活躍度を評価し、コンスタントに安定した成績を残したプロが上位にくる。

 千怜はランク5位に上昇し、姉・明愛が同6位。プレーオフに残った山下は同2位につけている。

 3選手とも全11試合に出場して、ともに1勝。ランク首位は開幕戦に勝ち、8試合出場の申ジエ(35)だ。

■年間を通して戦えるスケジュール

「優勝は3日間大会(200ポイント)より、4日間大会(300ポイント)のほうがポイントが高い。国内メジャーに勝てば400ポイントです。岩井姉妹が勝った試合は3日間大会。一方、申は4日間大会のダイキンで勝ち、国内メジャーのサロンパス杯でも2位、240ポイント獲得と効率よく稼いでいる。また3試合をスキップして体に負担をかけず、トレーニングなど調整に充てるのもうまい。若い選手はがむしゃらに試合に出続けて夏場になるとパフォーマンスが落ちてくる。申は年間を通して戦えるスケジュールの立て方が若手と違うところです」(ツアー記者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 2

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  3. 3

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  4. 4

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  5. 5

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  1. 6

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  2. 7

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール

  3. 8

    織田裕二「踊る大捜査線」復活までのドタバタ劇…ようやく製作発表も、公開が2年後になったワケ

  4. 9

    「嵐」が2019年以来の大トリか…放送開始100年「NHK紅白歌合戦」めぐる“ライバルグループ”の名前

  5. 10

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞