著者のコラム一覧
武田薫スポーツライター

1950年、宮城県仙台市出身。74年に報知新聞社に入社し、野球、陸上、テニスを担当、85年からフリー。著書に「オリンピック全大会」「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか」「マラソンと日本人」など。

全仏オープン欠場のナダルは来年の大会でお別れ…パリ五輪の“アンコール”で世代交代か

公開日: 更新日:

 テニスの全仏オープンが始まっている。

 錦織圭の復帰予定は6月12日のプエルトリコ、大坂なおみは出産準備中と、日本のファンには物足りない大会になった。最大の衝撃はラファエル・ナダルの欠場だ。

 2005年の初出場から昨年まで連続出場18回で通算112勝3敗(1棄権)の勝率97%、優勝14回の大記録は永遠に破られそうもない。昨年は疲労骨折などを抱え、今年初めに復帰した全豪2回戦で股関節を痛めてからはツアーを離れていた。

 誕生日が全仏期間中の6月3日だから、会場でのハッピーバースデーが恒例だった。今回は37歳の誕生日を地元マジョルカ島で迎えることになる。

 会見では来シーズンの引退も明らかにした。“ナダルの庭”といわれる全仏会場のローランギャロスが別れの舞台と考えられ、気が早い話だが、面白いことになりそうだ。

 来年の夏、パリではオリンピックが開催される。組織委員会は3度目のパリ五輪を、シャンゼリゼ、エッフェル塔、セーヌ川など「花の都」で一大ショーイベントを展開する計画。テニス会場は全仏と同じローランギャロスだから、全仏(5月26日~)でお別れし、五輪(~8月4日)でアンコールに応え、そこで世代交代を披露……現在の世界1位で同じスペイン出身の20歳、カルロス・アルカラスは五輪でナダルとのダブルス出場を切望しているのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    スマスロ『からくりサーカス2』にユーザーから厳しい評価 射幸性高い人気シリーズが直面する「2作目のジンクス」

  2. 2

    安青錦3度目Vはアッパレだが、私の大の里への評価は甘かった。両横綱よ「13勝の壁」を破ってみせよ

  3. 3

    東証で新たな動き…1月~7月までに上場廃止を選択する企業が過去最多のナゼ

  4. 4

    矢沢永吉が秋ツアーで"また"歴史を変える!「長者番付1位」と驚きの成り上がり秘話

  5. 5

    真夏の珍事? 共産党が“野党第1党”に大躍進したワケ…潜在読者掘り起こした電子版「赤旗日曜版」

  1. 6

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  2. 7

    中京大中京から享栄へ、大藤監督が明かす“異例の転身”の真相

  3. 8

    巨人ドラ1候補に花巻東・古城大翔が急浮上! 父はG戦士「振り向けば古城」、岡本和真の後釜育成急務

  4. 9

    9月党人事を前に深まる鈴木幹事長とのミゾ…支持率急落の高市政権「裏金軍団復権」の時限爆弾

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ