横綱・照ノ富士“地獄の稽古”は引退まで続く…腰椎椎間板ヘルニアで満身創痍も親方株未取得

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 7月場所を「腰椎椎間板ヘルニア」で途中休場した横綱照ノ富士(31)。現在は夏巡業に参加、7月30日の沼津巡業では土俵上で相撲を取る稽古も再開した。

 その際、照ノ富士は先場所の休場について報道陣に説明。腰痛は若手時代から抱えていたそうだが、「今回は神経が震えるような痛みだった」と振り返っていた。

 腰のケガはとにかく厄介。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は7月場所を休場した弟子について、「痛いから反り返れない。前かがみでしか相撲が取れない」と話していた。本場所でもそうなのだから、長時間の稽古ともなればなおさらだ。

 過去、腰痛と闘いながら数年間、横綱として土俵を務めたのが北勝海、現在の八角理事長だ。横綱昇進2年目の1988年に持病の腰痛が悪化し、3場所連続休場。それでも必死に稽古に励み、1992年に引退するまで横綱の地位を守った。

 八角理事長は当時のリハビリについて日刊ゲンダイにこう語っていた。

「横断歩道で青信号になっても、10メートルすら歩けなかった。1カ月間はほぼ寝たきり。筋肉も衰えた。その時に知ったのが冷凍治療。2、3人は入れる冷凍庫の温度はマイナス190度。そこに30、40秒くらい入る。すると体の芯まで冷えて感覚がマヒします。痛みを感じなくなっている間にトレーニングするのです。動いては冷やし、動いては冷やす……その繰り返しです。そんなリハビリを1日8時間、3カ月くらい続けました」

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