初V豊昇龍は“乱暴者”朝青龍の甥っ子 大関確定で大丈夫? 心配ご無用なワケと今後の相撲の課題

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 かつての横綱・朝青龍を彷彿させるガッツポーズから一転、男泣きに泣いた。

 豊昇龍(24)が待望の初優勝を手にした7月場所。23日の千秋楽は新入幕ながら賜杯争いに参戦した伯桜鵬を本割で破ると、3敗同士の優勝決定戦では北勝富士を冷静に撃破。初優勝に加えて3場所33勝も達成し、場所後の大関昇進を確実なものとした。

 優勝インタビューでは涙について聞かれると、「出ちゃったっすね」とはにかみ、「うれしくて、我慢してたけど止まらなかったです」と、照れ笑いを見せた。

 言わずと知れた朝青龍の甥っ子。立浪部屋に入門した際はその叔父さんに「親方の言うことをちゃんと聞きなさい」とアドバイスをされた。「一体、どの口が……」との声もあったが、本人なりに反省もあったのだろう。

 当初は「乱暴者の甥っ子」ということで懸念されたものの、今のところその心配はない。

 もっとも、朝青龍は出世するにつれ、奔放な言動が増えた。豊昇龍は大丈夫なのか。

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