日大アメフト部寮を再び家宅捜索…大学側の虚偽説明と事後報告で疑われる“底なし薬物汚染”

公開日: 更新日:

「複数の部員が寮で大麻を使っていた」

 今月5日、大麻取締法違反などの疑いで逮捕された日大アメフト部の北畠成文容疑者(21)は調べに対し、こう供述。これを受け、警視庁薬物銃器対策課は22日、複数の部員が違法薬物を所持した疑いがあるとみて、今月3日に続き、東京都中野区にあるアメフト部の寮を家宅捜索した。

「前回は北畠の部屋周辺のガサだったので、今回は範囲を広げて捜索した。日大は北畠の単独使用だとしているが、警察は複数の証言から寮の仲間が複数人で使用していたとみているようです。さらに、薬物汚染はアメフト部だけにとどまらず、他の運動部の寮でも蔓延しているという情報もある。

 薬物汚染は大学全体に広がっている可能性があります。警察がもっと早い段階で強制捜査に着手していれば、他にも薬物が見つかり、入手ルートなど、実態が明らかになったかもしれない。警察は日大の一連の対応に不満と不信感を抱いているようです」(捜査事情通)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー