甲子園V“美白王子”慶応・丸田湊斗「結構疲れてます」…U18W杯での燃え尽きにメディア悲鳴

公開日: 更新日:

「たしかに勝ってはいるんですが…」

 昨5日のオランダ戦は0-1で敗れたものの、1次リーグを突破した高校日本代表。しかし、テレビ関係者は苦笑いを浮かべてこう言う。

「今大会は花巻東の佐々木麟太郎がメンバーから外れたことで、今夏の甲子園で107年ぶりに優勝した慶応の『美白王子』こと、丸田湊斗が日本代表の顔。しかし、1次ラウンド5試合は全試合でスタメン出場するも、わずか2安打と不調です。甲子園決勝で先頭打者アーチを放ったような鋭いスイングが影を潜めている。U18は高校野球ファンを中心に注目度が高いのですが、馬淵監督は麟太郎、真鍋(広陵)、佐倉(九州国際大付)の高校三羽ガラスを選外にし、バントなどの小技や守備、走塁を重視した『馬淵野球』を体現できる選手を集めた。比較的、地味なメンバーが集まったわけですから、人気、注目度が高い丸田が活躍してくれるに越したことはないのですが……」

 そんな丸田について、あるチーム関係者は「明らかに甲子園疲れが見られます」と、こう続ける。

「8月23日の甲子園決勝から中2日で代表合宿に合流。『結構疲れてます』と口にするなど、燃え尽き症候群が懸念されていました。しかも、台湾の宿舎での食事も『好きなものをたくさん食べるようにしています』と苦笑いを浮かべている。台湾は美食で有名ですが、独特の香辛料が苦手という人もいる。丸田はゲッソリしているわけではなく、肌は相変わらず美白ですけど、口に合うものと合わないものがハッキリしている印象です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  5. 10

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ