ソフトB藤本監督は「左右病」からようやくお目覚め? 期待の2020年ドラ1井上朋也が躍動

公開日: 更新日:

 ソフトバンクの藤本監督はファンのみならず、評論家からも首を傾げられる采配が少なくない。

 そのひとつが「左右病」だ。相手先発が右腕の時は左打者をスタメンに並べ、逆もまた然り。柳田や近藤など中核選手は左打者ばかりのため、右打者がズラリ、ということはないものの、それでもレギュラーではない野手の起用は大体このケースに当てはまる。

 これは藤本監督自身、かつて「SNSとかで左右病とか書かれている」と自虐したように、本人も自覚はある模様。それでも一向に止む気配がなく、5日はロッテ先発の左腕・小島に対し、来日していまだ無安打の右打者、助っ人のホーキンスをDHでスタメン起用した。

 これで困ったのが、近藤の守備位置だ。今季は主に左翼かDHでの出場がほとんどだったが、すでにDHは埋まっている。右翼は柳田の定位置で、外野を幅広く守れる周東と柳町はいずれも左打者。左腕・小島が投げる試合のスタメンとして、2人の名前は藤本監督のアタマになかったのだろう。

 かくして左翼は“右打ち”の増田、中堅に「負担がかかるから、あまりやらせない」と言っていた近藤が配置された。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状