プロ初2ケタ勝利の西武・今井達也が語る“5.9にキレた”理由 降板後にベンチでブチ切れ

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 西武今井達也(25)が29日のソフトバンク戦に先発。7回1失点と好投したが、チームは0-1で敗れ、今季最終登板で勝ち星はつかなかった。

 それでも、今季はプロ初の2ケタ勝利をマークするなど、19試合で10勝5敗、防御率2.30の好成績を挙げた。中でも、印象的だったのが5月9日のロッテ戦での”大立ち回り”だ。

 七回途中6失点でKOされ、ベンチに戻るや、怒りを抑えきれずに思い切りグラブを投げつけ、帽子も床に叩きつけた。同僚選手が呆気にとられる様子はネット上でも拡散。「モノに当たるな」、「ケガしたらどうするんだ」と批判の声が聞かれた。

 8月16日の楽天戦でも七回、太田光に左翼へあわや本塁打の大飛球を打たれた直後、アタマに血が昇ったのか、マウンドを思い切り蹴り上げた。

 今井は時にこうした感情的な行動が目立つ。チーム関係者は「今井は自分のふがいなさに対して怒りを抑えきれないんです」とフォローするが、日刊ゲンダイが改めて本人に”キレた”ことについて聞くと、「うーん」と5秒ほど考え込んだ上でこう言った。

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