【ボートレース】ボートレース福岡(1)博多湾に面し那珂川の河口につくられた“汽水”の水面

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 全国のレース場でもっとも繁華街に位置するのは福岡ボートだ。九州最大の繁華街・中洲までは歩いて15分前後、博多駅までも歩くことができる距離にある。コロナ後の中洲はインバウンドがあふれて、名物の屋台エリアはまるで花火大会の人混みのような賑わい。そこから近い福岡ボートはまさに日本一の好立地にあるボート場である。

 福岡ボートでは8月にSGボートレースメモリアルが開催され、馬場貴也が4回目のSG優勝を飾った。それからおよそ1カ月半、来週10日から強豪が集結するGⅠ福岡チャンピオンカップが開幕する。今年SGオールスター優勝でSG10Vの石野貴之、地元を代表する瓜生正義、篠崎元志、実力者の峰竜太らの参戦が話題だ。

 福岡ボートは博多湾に面している。バック側と平行して走っているのが都市高速。そのすぐそばには博多ポートタワーが高くそびえる。コースは博多湾に注ぐ那珂川の河口につくられた、汽水。1マークから先は那珂川にかかっていて、潮位が変わるのでモニター画面には時々潮位を知らせる映像が流れる。水面は潮の満ち引きの影響を受け、海からの風などは時間や季節で向きを変え、時に強く吹くことも。

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