森下翔太の「負けん気の強さ」を父が明かす 小3で「プロで活躍する選手になる」と口に

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 そんな森下の野球人生は、父のひとかたならぬ情熱に支えられた。

 善文さんは、神奈川県の公立高校で投手としてプレーした。卒業後も一時、ソフトボールや草野球チームに4つも所属するなど野球を愛してやまない。野球をやってほしいとの思いから、森下が3歳の頃に建てたマイホームは「野球ありき」(善文さん)。野球ができる公園が近くにある場所を選び、部屋にもトス打撃など野球の練習ができるスペースをつくった。しかし、善文さんは森下に野球を強制するつもりはなかった。息子が野球に関心を持てるように手を尽くした。

「妻に頼んで赤ちゃんの頃からグラウンドに連れてきてもらい、草野球をする私の姿を見てもらっていました。2歳の頃にはプラスチックのバットを持たせたり、ビーチバレーのボールを打たせて遊んだり。少し大きくなってからは、野球のルールを覚えてもらうために肩を並べて野球のテレビゲームもやりました。素振り400回で『ゲームセンターで1プレー』のご褒美を与えたこともあります」(善文さん)

■小3で「プロで活躍する選手」と口にした

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