巨人阿部監督「静岡でOB戦→宮崎にとんぼ帰り」あえて“弾丸ツアー”の深謀遠慮

公開日: 更新日:

 と、このOBが続ける。

「由伸監督の時は2年目に球団ワーストの13連敗があって、V逸が続いた3年目には、多くのOBが『監督を代えた方がいい』と口をそろえるようになった。4番に岡本和真を定着させるなど、やっとチームが上昇気配になってきた3年目に無念の退任。阿部監督は巨人初の捕手出身監督だけに『対面』と『対話』を重視する。もっと身内に味方がいれば違ったというのは、最近の監督の引き際を近くで見てきた阿部監督が最も痛感しているはずです」

 阿部監督は自らを「昭和型」と評す。八方に気を配れる如才ないタイプだ。3年契約の2年目で退任となった原前監督、3年という短命に終わった由伸政権を“反面教師”にしながら、口さがないOBたちを味方につけたいという「したたかさ」も持ち合わせている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景