大谷翔平ドジャースでの「二刀流」完全復活は3年後か…1度目の手術からの軌跡を振り返る

公開日: 更新日:

 だが、ドジャースとて無尽蔵に金があるわけではないし、来季は打者としてしか使えない大谷一人で、他の補強をしないというわけにはいかない。

 そこで苦肉の策として、アメリカのメディアが伝えているように、契約金のほとんどを契約終了後の2034年から10年かけて支払うという異例の条件になったのではないか。

 MLBでは、ヤンキースが巨人で、ドジャースが阪神といってもいいほど人気があり、メディアの注目度も、ファンたちの熱狂ぶりも、エンゼルスとは比べものにならない。

 1000億円男というレッテルが貼り付けば、それに見合う成績が求められるのは当然であろう。チャンスで凡退すれば「1000億円野郎」とファンから罵声が飛ぶはずだ。

 大谷は右肘をリハビリ中である。しかも、2回目の手術の後だから、恐怖感もあるはずだ。来季は投げないが、打撃にも影響が出る。大谷は左打ちだから右腕にかかる負担は半端ではないはずだ。

 ヤクルトで3度も肘の手術をして、その都度、復活を果たした館山昌平元投手は、「違和感や怖さはずっとあった。なくなったのは術後2年目だった」と語っていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?