井上尚弥10回KOで史上2人目2階級4団体統一 モンスターに伸びるサウジ“スポーツ支配”の魔の手

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 右拳一閃、タフな王者をマットに沈めた。

 ボクシング世界WBC・WBOスーパーバンタム級王者の井上尚弥(30)が26日、WBA・IBF同級王者のマーロン・タパレス(31、フィリピン)と対戦。4Rにボディーの打ち合いからラッシュでダウンを奪うと、10Rに右ストレートを相手のこめかみに突き刺し、KO勝利。2階級で4団体を統一した史上2人目のボクサーとなった。

「今の適正階級はスーパーバンタムと思っているので、来年、再来年、この階級でもっと強い姿を見せたい」

 とは試合後の井上だ。

 そんな“モンスター”こと井上に熱烈なオファーを出しているのが、サウジアラビアだ。井上と契約するプロモーターのボブ・アラム氏は24日の会見で、10月に同国スポーツ省のターキ・アルファザン大臣と会談した際、「会ってから一番最初に出てきたのが『井上がサウジで試合をできないか』ということでした」と明かしていた。

 サウジアラビアといえば、原油輸出量世界一を誇る石油大国だが、昨今は石油依存からの脱却を目指しており、新たな経済戦略としてスポーツに狙いを定めている。

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