阿部一二三は足技進化で死角ナシ、詩は海外勢寄せつけず 狙うは五輪市場初の兄妹連覇

公開日: 更新日:

一二三は妹に負けない結果を残したい、詩も兄を目標に

 妹の詩も、GS東京はオール一本勝ちの圧勝だった。

「現状では海外勢が詩のレベルに追いついていないといえます。東京五輪決勝で戦ったフランスのアマンディーヌ・ブシャールらライバルに組み負けることはなく、詩に匹敵するライバルはいないといっていいのではないか。詩の最大の強みは、自分の組み手で勝てることです。これは兄の一二三もそうですが、パワー、技術の土台には、幼少期に消防士の父親と重いボールを投げ合うなどして鍛えた体幹の強さがある。技術面も一二三と同じく、足技に磨きがかかり、技の幅が広がりました」(同)

 パリ五輪も視界良好。前出の木村氏は「ケガさえしなければ」と言う。実際、東京五輪直後に損傷した両肩関節唇を手術。GS直前にも肋軟骨を負傷した。

「GSを見る限り、故障の影響はないと思います。今回のGSは各国から名の売れた選手が出場。その中で優勝したことは価値がある。兄妹共々自信になったでしょう。一二三は妹に負けない結果を残したい思いが強く、詩も兄を目標にしている。気持ちの面でもお互い意識しながら、柔道に取り組むことがモチベーションとなり、いいパフォーマンスにもつながっています」(同)

 パリでも揃って金メダルを手にする可能性は高そうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  2. 2

    U18高校代表16人の全進路が判明! プロ志望7人、早大&青学だけで計4人、社会人は2人

  3. 3

    大谷翔平「古巣エンゼルス復帰」の仰天情報! エ軍球団売却とド軍オーナー不祥事が招く急展開

  4. 4

    テレ東「日本3大吞み食べドラマ」でも栗山千明「晩酌の流儀」に注目するワケ

  5. 5

    大谷翔平は「今季終了」か…現地で飛び交う「ロスで手術中」の怪情報とその根拠

  1. 6

    花博ならぬ高市首相PR動画が大炎上! 内閣広報予算10倍超「72億円」要求への猛反発も止まらない

  2. 7

    「男系」どころか「フカ系」? 神武天皇を持ち出す"皇統2600年論"と神話の奇妙な関係

  3. 8

    東京の下町3兄弟「足立・葛飾・江戸川」安さだけじゃない意外な魅力 問題視された治安は今や改善

  4. 9

    水前寺清子(2)「私にとって星野哲郎先生は人生の師です」

  5. 10

    岸田元首相も“激怒”! 高市首相の内閣改造めぐる“パワハラ”アンケートに自民党内から非難轟々